Drupal サイトへのSPAM不正アクセス被害と実施した対策
Nid: 660
- 不正アクセス被害
Drupal で構築したサイトにおいて、CPU使用率がほぼ100%になっていたので確認したところ、WEBサービスのapacheが高い使用率を示していました。しかしながら、アクセス数は増えておらず、不自然です。Drupal のアクセスログ(admin/reports/dblogやadmin/reports/visitors)を確認すると、以下の図のようにおかしなアクセスがたくさんありました。
ユーザ作成、パスワードリセット、記事投稿、パスワードクラックと思われるログインのリトライ、存在しないページへのアクセスなど。1,2分間隔で、同様のアクションを自動で実行していると思われます。詳細を確認すると大半がUSからのアクセスで、IPアドレスを毎回変えており、1日に数十ものIPアドレスを使用しています。
- 対策
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Drupal http:BL モジュール
機械的なアクセスなので、DrupalのSPAM対策モジュールで対応できそうです。Blacklist のデータを共有でき、honeypot の機能を持つ http:BL モジュールを使用しました。 -
Apache Spamhaus Module
$ sudo apt-get install libapache2-mod-spamhaus $ sudo vim /etc/apache2/mods-available/spamhaus.conf
- 結果
Drupal のログを確認すると(admin/reports/blocked-hosts)、下図のようにBlacklistのデータベースと生成したBlacklistおよびGreylistに基づいて、順調にブロックしています。CPU使用率も徐々に落ち着いてきています。
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